まっとうな批評をしてくれ〜アンチ種から学ぶダメ批評のガイドライン
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2chのガイドライン板に詭弁の特徴のガイドラインというのがあるので、それを使ってアンチ種をからかってみたのがあったのだが(そしてシャア専用板のアンチスレに勝手にときどき貼られ、その連中はけっこう簡単に釣られ(しかも教科書的予想通りの非難・ページ内で反論済みの言葉を返してき)たのだが)、書いてみたらガイドライン自体はまとまっていなくたいして面白くないことがわかったので、そのときから集めていた典型的な種批判をまとめなおしてみた。この手のパターンの真似をすればお手軽にアニメに限らず何でも叩けます。最低限、「評論」の最低基準は守ってもらいたいものだ。批評のふりをしたただの非難・中傷が多すぎる。下手な叩きは逆効果だっつーの。叩くならもっとうまく叩け。
メイン参考資料はaccessup.orgかな。SEED / DESTINY。あと私宛に飛んでくるメッセージ。穴を叩くつもりで書いているだろう論に穴が多すぎて( ゚Д゚)ポカーンするのが基本。何か意見が書かれたものがあるときに常に反論を考えるというリテラシーの基本の簡単な練習にどうぞ。
他の作品の評価を見れば分かるとおり売れている作品は基本的に「悪い」になるのであった。評論を自称するならまともな手段で。
個人的にも、アンチに目立つ論は監督と脚本の夫妻の叩きのような気がする。人格非難ですむと思ってるところがほほえましい。
ダメなパターン
- 前提=結論
-
-
中1くらいの数学で確実に注意されること。証明の途中で結論を利用してしまう。トートロジーや循環論法もあり。
- SEEDだからダメ
- 種は作品性が低くてダメ
- 糞過ぎて理解不能でダメ
- 監督/脚本は才能がないから話が下手→(なぜ才能がないと判断したかと問われると)作品を見れば才能がないのが分かるだろう
- 基準不明
-
作品評価における基準が一定していない人が多すぎる。良い点を抽出したら作品ごとに異なるのは当たり前だが、欠点として挙げられているものがそのまま他のほめてる作品にも適用できる場合どうしても下手な批評だと考えられる。あいまいな判断基準、定義不能な語、主観的な基準を利用する。総論を言うがなぜそういう結論に達したか不明。レッテル貼りの一種にもなる。
議論にできないのに、反論がされないことを全員が自説に同意したということにする展開をしたがることが多い。
また、個人の好き嫌いと良悪を区別しよう。
- 密度が薄い
- 話が薄っぺらい
- ドラマがない
- 名言がない
- 戦争になっていない
- 戦争がかけていない
- アニメ絵だ
- グロい・エロい
- グダグダだ
- 逃げだ
- ボンボンの漫画は面白いな
- ASTRAYは面白いな
- 個人的には、ASTRAYはメカ関係は非常に面白いが人間関係描写が少ないのが不満。ロウとガイは完成されたままで何とも。X ASTRAYのほうは別。
- これはガンダムじゃない
- 「嫌い」な理由ならともかく「悪い」理由にはならないだろう
- 人間ドラマがない
- 描写が下手だ
- 程度が足りない
- 話が重厚でない
- 恣意的な比較
- いろいろな面において、ひとつの作品同士で比べるのならともかく、各面において比較対象を変える
- 曰く「Aという面ではa作品が優れている。Bという面ではb作品が優れている。Cのようなキャラクター描写はc作品のキャラクターが優れている。以下同様」
- さて、a作品のAという面は他の古典ではなかったのでしょうか。a作品のBという面は書いてあったでしょうか。過去の美化に当たりすぎていないでしょうか。直接喋ることが最高の表現だという思想に凝り固まりすぎていないでしょうか。どれを重視するかの表現バランスは考慮しないのでしょうか。
- 二重基準
-
どちらを取っても批判できることについて話す。基準があいまいなので中間点は絶対に取れない。改良案として批判者が出しているものをそのまま採用したとしても基準を変えれば元に戻すのが改良案になってしまう。また、表現量のバランスを考えず、省略してもかまわない場所や本筋に関係ない点の描写をしつこく求めることが多い。
- 展開が遅いんだよ・展開が速すぎるんだよ
- ペースが偏っているのは確かだが、中くらいの密度でずっと進むより、メリハリがあったり終盤加速するほうが盛り上がり所ができ、印象に残りやすいということも考えるように
- 掘り下げが浅すぎるんだよ・くどいんだよ
- 戦闘が少ないんだよ・プラモの宣伝ばかりするな
- ガンダムばかり出てくる・ガンダムがあまり出てこない
- (類似品)イデオロギーを用いる・テーマを無視する
- オーブはおかしい
- アズラエル偉い
- なんでナタルが悪役なんだ
- 戦争ものだなんて不謹慎だ
同じ理由を褒めるのにもけなすのにも利用する。
- 二番煎じだ / おかしいといわれたそのテーマは他の作品でも描写されているので妥当です
- 相対的な正義が表現されていてよい / 正義が場所によってぶれている
- パクリ・パロディ・オマージュを故意に間違える
-
ほぼ全ての文学はパクリ。と言い張ることは可能です。これらの区別は常識の範囲だと思っていたが。
- パクリ
- 読者が元ネタを知っていると作者が困るもの
- パロディ
- 読者が元ネタを知らないと楽しくないもの
- オマージュ
- 読者が元ネタを知っているとより楽しめるもの
他に「お約束」とか「べた」とか「対比構造」とかいうものもある。この中で特に非難すべきはパクリのみなんだが。対比構造が読めない人は義務教育で何をやっていたのかと。
- ファーストのパクリだ!
- あの機体のパクリじゃないか
- また似た展開だ
- フリーダムとセイバーで使いまわしかよ
- ラクス返還とステラ返還で使いまわしかよ
- オリジナリティーが皆無だ
SEEDの場合、「ガンダム」と名がついているのを利用して話の元ネタを実にわかりやすくしてあり(初期プロットは明らかにファーストガンダム)、既に知っている視聴者に次の展開を予測させつつ変化させてきたオマージュというかパスティーシュの一種と見るのが自然なんだが。古典引用には極めてよくある構成テクニックである。さすがに○○のあの性格の部分は××(ちょい役)のパクリだ!とか△△という名前は他の□□という番組でも使ってた!とかいうのを見た時にはもうアホかと。
この3つで網羅していると思える人に驚き。「どれでもない」とか論理におけるdc(don't care)を知らないということなのだろう。
- 基準が1つしかない
-
過去の名作と同じような基準しか認めない。比較対象にはわざと関係の薄いものを選ぶとよい。
作品によって重視して描写したいポイントが異なっているので、しっかり描写するころと略して描写するところに分かれるはずだが、略してしまったところに固執して文句を言い続ける手もある。
- レッテル貼り・理由なしの結論・前後をつなげない
-
悪印象を残す単語や漢字を故意に使う。突然結論じみた非難を吐く。根拠や説明はなしで理由にする。読者に妥当か判断してもらう手順を自分から捨ててるように見える。理由を書かないのに説得力があるはずがない。というか単なる思考停止による中傷である。説得力を失うので逆効果。はっきりいって多すぎる。自分がどういう基準で見て判断しているかを書くべき。評論文の価値は結論ではなく、途中の思考過程・理由の提示にある。議論でも「なぜそう自分は考えたか」を出すように。結論だけ与えられても困る。
「期待を裏切った」「予想を下回った」といった表現は、自分があらかじめ期待や予想をどこかに公表していなかった場合はいくらでも後付で言えてしまうので全く意味がない。あまりに多すぎる理由なしのレッテル貼りである。
必要条件と十分条件を理解せずに文章をつなげるのに気をつけよう。「Aだと必ずBになる」と「AでないとBにならない」は完全に別物だという関係が理解できていないことが多い。日本のマスコミや政治家でも全く同様のパターンのかなり怪しい意見を出してしまう癖があるので困る。
ほかにも理由と結論の結びつきが個人の価値観によって違うことが多いため必ずしもつながらない文を書く。Web上には嫌儲と呼ばれる価値観に染まった人がしつこく発言したがるという困った風潮がある。
- 固有名詞を悪い字に書き換える
- 腐苦駄は……
- 負債は……
- 癌種は……
- 種死は……
- これ、sとthの区別をしてないわけで、自分から中学1年生以下だと宣言している凄く恥ずかしいことだと思うんだけど。私はこの文字列を見た瞬間に書いた人の知能レベルを相当低く見積もってしまいます(=論を信用しにくくなる)。
- キャラに肩書きをつける
- 電波ラクス
- カルトラクス
- キチガイフレイ
- ホモアスラン
- 全てが劣化品
- ファーストの劣化品
- 劣化Ζ
- 劣化カテジナ
- 劣化シャア
- 劣化リリーナ
- 基準なしに他アニメと比較。特に富野ものか歴代シリーズ
- ゲイナーは面白いのに
- ターンエーは面白いのに
- ファーストは面白いのに
- とにかく目立つ
- 比較の基準や具体的内容は書いてはいけない
- 実はほめるところが比較的画一的
- 理由なしに最高と断言するのは最悪と断言するのとレベルが同じ
- もちろん同時にやっている
- ●●は△△と比べて人間的に差があるな
- 理由を一言で済ます
- だって福田/両澤/夫妻だし
- プロデューサが○○だし
- 同人趣味だし
- やおいだし
- ご都合主義
- 感情だけ書く
- こんな糞アニメ初めて見た
- 種に感動はありません
- 全てにおいてパワーダウンしているな
- 演出がダメだな
- 戦闘がいらいらする
- キャラが書けていない
- 話がつまらない
- 感動できない
- 見るに耐えない
- 見るのが苦痛だ
- 結論だけ書く
- 福田は糞だな
- 嫁がダメだな
- 薄っぺらい
- 自己矛盾している
- 破綻している
- ぐだぐだになった
- 斜め下の展開だった
- 夫妻がそこまで考えているわけがない
- SF関係とかはあとからいくらでもつじつまが合うのは伝統です
- 盛り上がりがない
- とても子供に見せられない
- 発想が貧困だ
- 「○○だよなー」「どこがだよ」
- 種には愛/友情/感動/テーマはありません
- 全てのアニメの中で最悪だな
- 全て見られたのだろうか。
- 旧シリーズ含めても駄作なんていくらでもあると思うが
- 議論でも引用+否定語のみで、理由なしで済ませると論破した気分になれます
- 社会のせいにする
- 先に駄目だと予想して次の展開を適当に予想する
- 論理構成が不可思議
- 話題になるネタっていつも「渋いおっさんがいない」とか「脚本だめぽ」とかだけだよな。種だめぽ
- 売れたので駄作
- 後付設定するな
- キャラAの行動が一貫していないので駄作だ
- 自己矛盾とか状況からの翻弄とかはしてはいけないらしい
- 宣伝とブランドで売れた
- 余計な形容詞を省くとこの程度になってしまう文が多い
- 基準不明に近い
- 引用前説明に印象を書いておく
- 福田発言集('A`)だめぽ
- もちろん揚げ足や曲解以外の具体的な指摘を書いてはいけない
- 勝利宣言をしてから参照するのもお約束
- 私が論破した議論ですが、まったく信者とやらは、みたいな
- 設定を異常なほど重視
-
放映前・放映後にどこかに書かれた設定資料を金科玉条とし、少しでも外れているように感じたらそのまま否定しつくす。設定があってそこから描写があると常に考えている。SF設定だけでなく、登場人物の初期設定にまで広げたがる。
科学的な思考態度を取るならば、実際に起こったことや描写されたことを重視し、それが成り立ったのはなぜかと考えなくてはいけない。そこから無理矢理でも設定を作りこむのがガンダムの楽しみ方と思う。「登場人物Aはこういう性格だからこう行動しなくてはならない」と判断するのは間違っている。「登場人物Aは作中でこういう行動を取る傾向があることからこのような性格と想像できる」と考えるのが鑑賞態度として適切。
- 狡猾で残忍な性格
- ハイパーデュートリオンなのにエネルギー切れ
- 毎時あたりの補充量より使用量のほうが多かったら一時的に切れるだろうに
「意図の誤謬 (Intentional Fallacy)」と呼ばれる概念もある。作者の作品に対する解釈が最優先されるというのは間違いということ。
- 「お前の言っていることは監督の言っていることと違うからその意見は間違っている」
- (主観的)形容詞が多い
-
やたらと形容詞(日本語学校文法で言えば副詞・形容動詞なども含む)が重なる文はたいていレッテル貼りである。基準がはっきりできない主観的な語が多いほどその傾向が強い。あまり支持されない極右極左の政治アジで良くあるけれど、作品評でまでやられるとかなり驚く。感情的に叩きたがっているだろうなと思ってしまう。
- 絶対的事実として
- 信じられないほど
- 本質的に
- 野崎昭弘「詭弁論理学」より『
「本質的な」という言葉は、「おれがいいたい」と同じ意味ではないかと私は疑っている。
』
- どうしようもなく
- しょーもない
- わがままで
- 反対論者の人格批判
-
自分と異なる意見を出している人についての批判をして論に対する反論の代わりにする。これをやると続く記述がたとえ真実を含む批判でも(まともな読者には)全く信じてもらえなくなるという実に効果の高い方法である。人ではなく記述を批判しましょう。
また、他人の評全体について一言で放言すると批判した気分になれる。文書全体向けの批判をするときには前提なしの結論を言い捨てるのが基本。
- レッテル張り
- 読解できるほうが変だとする
- 自己特別視
- 一般受け?バカにはふさわしいだろうな
- ライトオタクにはちょうどよいよ
- 汎化の誤用
- 痛い奴しか擁護してないな
- 種しか見たことないんだろう?
- 製作者の人格批判
-
作品内容に直接文句を付けずに製作者を叩く。ダメ人間だろうが変態だろうが不細工だろうが面白いものを作ればよいに決まってる。人間性と作品は別。有名なアニメ監督って人格的・性的趣味に問題がある人が多いのは気のせいか(笑)
- 嘘・噂を基にして批判する
-
ソース不明の言論を利用して叩く。故意に部分的に抜き出して意図をずらして叩く。意図を勝手に推測して批判する。会社や製作者の裏事情ネタが大好きなことが多い。いわゆる脊髄反射もこれかと。
製作者の人格非難に物言いがかなり重なる。
- 勝手に推定して叩く
- 福田/両澤だからこうしたいに決まっているからだ
- プロデューサが政治的に偏ってるからだ
- サンライズ/バンダイの体質がそうなっているからだ
- 腐女子しか見てないよ
- ソース不明の背景事情が出てくる
- サンライズのもともとの企画を使っただけだよ
- 嫁がどうこう
- 社内での評判がどうこう
- 少数統計
- 自分が「しない」と「できない」を区別できない
- テーマが読み取れない
- やりたいことがわからない
- このパターンがかなり多いように見える。他の人ができているのだからそれを公言して批判したところで説得力皆無
- 解釈できない・読解力不足
- フレイがキラに近づくはずがない
- 28話でフレイがキラを見たときの反応が分からない
- キラはフレイをあっさり捨てすぎ
- どうしてフレイはクルーゼにさらわれたときキラのことを思い出さないんだよ
- どうしてブルーコスモスはプロバガンダに使おうとしたフレイのことをすっかり忘れてるんだよ
- 死んだと思ってるんだってば。視聴者しか知らないことを区別しよう
- ラクスのキラ/アスランにかけた言葉が意味不明
- なんでラクス/バルトフェルドが反勢力なんだよ
以下DESTINY
- カガリが代表とは思えない
- あの描写でお飾りに見えないってのはあまりに目がないというか
- 何でラクスが戦後に英雄になってるんだ
- 何ですぐに「青き清浄なる世界のために」になるんだ
- 何でセイランは自爆していなかったんだ
- あの時おじが死んだとユウナが言ってるのでウナトは首長の弟だったと判断できる
- 解釈するつもりがない
- 曲解する
- または文書の一部だけを取り出す
- 応用パターンとして、斜め読みしておかしさを出すタイプのテキストを典故にして否定例にしてしまうことも
- 演出手法を気にしない
- 回想が多くて喋らない、という批判は極めて多い。製作者がかわいそうなので解説してみた
- 短く言うと、独り言や、思考内容の音声化を自分の声でしないのに気づいていない。
- 話を忘れている
- 「忘れたぁ?俺が不可能を可能にする男だってこと?(35話)」批判者「初耳だよ!妄想で話進めるな!」
- 第7話でデブリ帯に向かうのを提案するときにも言ってる。ここに突っ込む人異様に多し。
- 話を覚えていないので長期伏線を生かした演出や展開に気づけず読み取りが浅くなる傾向も
- 簡単に推測できることを省略したら説明不足と文句を言う
- 他の事にはくどいと文句を言う
- 二重基準の一種ではある
- 科学知識の勘違いから・SF的合理性を無視・解釈の拒否からの批判
- ビームは光の速さじゃないのか。何で反応したり出来るんだ
- ビーム≠光線。現実にだって金属粒子ビームってのもあるよ
- 突っ込むならばはガンマ線レーザーを把握していたところなんだが、世間ではあまり突っ込まれていない
- 何でコロニーでMSが浮いてるんだ
- ローエングリンで何で宇宙まで飛べるんだ
- オーブの人の説明通りpositronic interferance=陽電子干渉 から大気をプラズマ化し、電磁力で飛ばすプラズマエンジンと考えるのが自然かと
- アークエンジェルの動力が核パルスエンジンだ?普通に核融合できるじゃねーか。それに放射線出るぞ
- レーザーパルス起動式の核融合では基本的には中性子線だけが出る。中性子線も破壊力抜群だが、ニュートロンジャマーのおかげで大丈夫(改めて考えてみると都合のよい設定だ)
- 身も蓋もないことを言えばガンダムで考証するだけ無駄なんだが
- どうとでも理由はつけられるので否定の材料にも肯定の材料にもしようがない
- 美化された記憶と比較する
- MSの動きが悪い
- 戦略描写が薄い
- 私はガンダムで優秀な戦略なんて見たことないんですが。並か論外でしょ。
- そしてそれは評価基準足りうるのかどうか
- 政治描写がおかしい
- 演説がクソだ
- 自分で他の演説を評価してみればとても聞いてられないのもちらほらと。
- 物語の途中で批判
-
伏線や逆向き演出について批判する。あとでどのように回収されるかは気にしない。反語的用法・仮定的用法を解さない。物語を読むにあたって誤解を基にした批判や後に否定される言動を支持している言動だと思い込んでの非難ほど困ったものはない。仮定法や背理法が理解できない人が人間の中には一定割合いるがそれに近い場合もある。演出意図・話の構成を読めていない場合に下手に書くのはやめよう。
話作りの基本テクニックとして「読者にストレスを与える」→「解消する」という手段があり、古今の面白いものには当然多用されているのだが、このストレス部分に対しての非難も見られる。SEEDはかなり極端に利用していたと思うのだが。
- ダミー演出・あとで潰す部分を批判する
- ヘリオポリス組の志願理由がダメ
- コーディネイターマンセーだなおい
- 自分の期待する展開・予想した展開と違う方向に振れた瞬間非難する
- 人は成長しない
- なんでキラ/フレイ/カガリetcの言うことが最初と後で違うんだよ
- 階層の切り分け
-
登場人物全員が同一の人格を持っている、監督や脚本の分身だと思っている。登場人物の評価と作品全体の評価をごっちゃにする、といった話の広げ方をする。仮定法や背理法が理解できない人はよく登場人物の前振り話題などに惑わされる。自分の話の及ぶ領域の切り分けができていないこともある。相殺法の誤用とほぼ同等のものも含まれる。
- 全ての登場人物の主張が全て製作者側の主張だと思っている
- 誰かが対立しているだけで矛盾としたり、話の途中での変化を認めない
- 監督/脚本は○○に自己を投影して美化しているのでダメとする
- 作中の政治(手法・現状・政治家)の評価を作品全体の評価にする
- 作中の戦略・戦術の評価を作品全体の評価にする
- 極端な例になると、失敗した作戦があるので製作者は無能だとまで
- 作中の人物が視聴者の知っている全情報を把握している
- 読解力不足の基にも
- 敵対勢力の意図や情報を完全に把握しているわけもないのに行動がおかしいと騒ぐ
- 相殺法の誤用
-
釣り合いが取れていない些事を挙げ、全体を批判する。ついでに外部要因を噛ませるとそれらしくなる。主観的な理由と相殺させるとよい。基準不明に被ることが多い。他の自分のほめた番組にも適用できるかどうかも考えてから書いたほうがよい。
- 総集編が多いんだよ
- バンクが多いんだよ
- そんなこと言ってたら20世紀のアニメはほとんど見られないぞ
- ガンダムが多いんだよ
- 色気出せばいいと思ってやがる
- バンダイ/サンライズは商売っ気出しすぎなんだよ
- ザクかよ
- 顔の区別がつかないんだよ
- キャラクターデザインが受け付けない
- 続きにすぐ「最低だな」とか「だめぽ」とかの結語をつけることで小事を全体印象に広げる
- 相手の言葉尻を捉えて批判し、そこについて謝られたら全てを論破した気になる
ニセ科学などの例で顕著だが、議論において「どっちもどっち」的なことを言い始める例がある。両論併記といえば聞こえはいいが、信頼性の低い論の数がいくらあったところで、反対の議論と打ち消しあえるという考え方は甘い。
- 対象を考えない
-
いわゆる八百屋で魚を買えないと文句をつける状態。自分が違うテーマを望んでいたことにする。二重基準の一種。また、メイン視聴者層に向けるべきテーマを理解しようとしない。
- 私が求めていたものと違う・期待を裏切った
- そう書いた人があらかじめ期待を公表しているかどうか。後付なら万能の文句
- 私はDestiny開始前に期待を挙げておいてほぼ実現されてたいへん喜んだものだ
- そしてそれは合う・合わないの問題であって良い・悪いの問題ではない
- テーマが半端なんだよ
- 「戦争ってのはそんなものじゃない」
- 「勧善懲悪でよいのに」
- →お子様向けにしたいらしいというかそれはそれでいまいちな話だと思うんだが
- SEEDは青少年向けとして割と適切な内容と思う
Webでもいろいろなところでまじめにテーマについて語った場所はあるが、そんなのは信者の言うことだ、というくだらない批判も来るので、公式に近いソースとして小説の第3巻の石田彰(声優・アスラン役)の解説文を挙げておきます。私もまとめのところで挙げてます。
ま、最終回間際で現実に飲み込まれてしまって最後まで貫き通せないんだけどな。
- 議論自体を拒否
-
対話や議論とはそれから新しい知見を得るということだと分かっていない。また、上の「結論だけを書く」欄との繰り返しになるが「なぜそう自分は考えたか」を出すようにしよう。結論だけ与えられてもその考えを理解できるはずがない。まあ個人的には、好き嫌いでなく内容の良し悪しを1次元的に点数付けできる人の神経を疑っているが。
- 理詰めで批判したくない
- 理詰めで批判してるっての
- これだから厨房と話はしたくない
- 途中で見るのやめた
- 構造をひっくり返す構成になっているのにそういう批判をしても読解不足が明らかになるだけかと
- この手の論者は、パクリだと強力に主張する傾向あり
- そもそも批判の資格があるのだろうか
- 見るに耐えない、というレッテル張りにしかなっていない
- 「○○はない」と断言
- これをやると叩くための叩きになる
- 特に軸やテーマについて言うと妙である
- 一般に複数あるものを0と言い切れるのは自らの読解力不足を示しているだけかと
- 他人の解説・評論は黙殺
- ないと言いはっても他の人の反例提示一発で終わり
- 証明の非対称性が分かっていない
- 見るのが苦痛なので音を消して大筋のところだけ見ています
- 監督/脚本だからしょうがないよね。あきらめた
- 理由を示さずに(示せずに)相手の言論は間違っていると断定する
- 「間違いだらけです」にするとなおよし
- 「もっと色々見てから出直せ」などとつけるとさらによし
- 具体例を挙げずに「お前は矛盾している」「破綻している」「ブーメラン」も楽でいい
- ちなみにこの文書宛に飛んでくる批判の9割くらいはこれです(笑)
- まともに突っ込まれたり追加意見が来たりしたら微妙にアップデートしてます
- 正しい例や理由は挙げない
- 年功とかはそれが示せて意味があるのです
- 対話する気がないだけですね
- オウム返し
- 論の組み立てが同じで、評価関数を変えることで結論だけ逆にするという手を使うと水掛け論になるので便利
- この場合もあらかじめ自分の好みさえ挙げてあれば読者は理解可能
- マナー
-
- 他人の掲示板やブログのコメント欄などで長文で一般論や自分の感想を開始
- 本論に関係あるならいいんだけど。
- 一般論・総論なら自分のところに書けよ、という。特にブログコメントなんかで長文やられても本筋に関係ないのでただのノイズ
- 自分で書いても読んでもらえる価値がないと分かっているし読まれる機会もないとも分かっているから読者が多いところで書くんだろうなと分かりきってはいるんだけど
- 煽り系巨大アスキーアート(AA)を貼る
- いわゆるキモオタ風の男が痛い姿を晒すようなAAを好んで貼る傾向にある
- その絵にはレッテル的な名札がついている(種厨/アンチ種 など)
- そのAAで揶揄されている反対側の持論をあるのだろうが、あまりに幼稚すぎて揶揄されている側のほうが筋が通っているのだろうと見る人に思わせる
- ショッピングサイトの関連商品レビューで本編を語る
- CDとかDVDとか。邪魔。
- そして「前提無しの結論」による短文が非常に多い
- やはり読者が多いところで書きたいだけなのだろう
- 関係ない話で引き合いに出す
- どんなアニメやゲームなどの話にも変なのが沸いてくることが。
- △△という作品評で、○○はひどかったけど△△は、みたいな
- この場合書いている人は○○がひどいと放言したいだけであると見て間違いない。
すべきこと
(できれば放送前がよいが)自分の評価基準や、好き嫌いをあらかじめ公表しておくこと! これを残しておくだけで、自分の書いた評に対する批判はたいてい一蹴できます。それほど長くない文書でも、部分しか読まずに枝葉に反射するレベルの人がいかに多いか実感できますよ。
ダメ感想サイトあれこれって項があった。私の場合ここで槍玉に挙げてるのは多人数での評価サイトや掲示板ですが。
念のため。私はシャア板に書き込んだことはない。あそこはSNRが悪すぎるし。どこのページに関してでもよいけれど内容や解釈に反論があったらちゃんとどこかに書いて私に知らせてくれれば反論なり取り下げなりしますが、私に対する人格攻撃や全体への印象批判しかしてこないので苦笑。文に対してもいきなり結論の記述しかないし。
正直、「自分で考えろ」がシリーズ通して言われ続けていることだというのに気づいていないんだろうなと思わざるを得ない人が多いですな。毎週同じパターンがそこらじゅうに書き散らかされてるんだもの。
2005/7/15 カトゆー家からリンクされる。物凄いアクセス量にびびる。それにしても前文の「もっとうまく叩け」のあたりに私の気持ちが含まれていることに気づかない人多いよ!だいたい、良い点も悪い点も派手に多すぎるんだよ種。ほめるほうもけなすほうも情報量が少なすぎる文章が、数ばかり多くて困る、というのが始まりなので。その後色々リンクされましたが朝目新聞からが桁違いの多さでした。たぶん最初の紹介は駄文にゅうすからでしたね。
「新たな見方を広げてくれるのが良い批評」とも昔書いているのでその辺を考慮していただきたい。マンセーもアンチもいらねえ。あと、「アンチ文のほうがパターンが少ないが量ばかり多くて集めやすい」のでこういうページになったことを理解していただきたい。もちろん、ひっくり返せばマンセー作れますよ。
各種メッセージに対する返信。面倒なのでまとめて。同じこと何度も書くのイヤだし。
このページと私の意図を読み違えてる人の理由が少し分かった気がする。「こういうのは意味がないからやるな」的まとめなのに「こういうのしか批判がないじゃないか」と私が指摘していると勘違いしているんだ。ついでにマンセーとアンチの2種類しか人はいないと思ってないか? 低レベルなアンチ引っ込めという部分だけを見て、信者だと思えるなんて幸せな頭してますね。
(2008年10月27日記) 00も放送が始まり、またこのページのアクセスが増加中です。関係でいまさらもう種ぽまとめサイトなんてものの存在を知りましたが揚げ足と針小棒大と早とちりと設定重視ばかりで単調ですねえ。
議論がバイナリな人の処置に困りますね。要はB作品がいまいちだと主張する人はA作品を褒めようとしている!という意味不明の主張をする人のことです。
このどれかで連絡つきますのでどうぞよろしく。メール。掲示板。匿名メールフォーム。思いつくままに書いているだけだから練り込みが足りないので改良のヒントとなるコメントがくるとありがたいのです。反論して欲しいんだけどな。個人的にほしいのは「種がいかにクソか」の具体的な意見と「Ζがどうすばらしいのか」の具体的な意見。受け売りしかできない人しか来なくて残念。
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